東京オフィスリーダーシップからのメッセージ

また、経営コンサルティングという職業が誕生して約150年、この職業や業界も変わりつつあります。サービスとしての経営コンサルティングの定着と活用シーンの拡大により、経営コンサルティングの「市場」は持続的に拡大し、「経営コンサルタント」を職業とする人の数も増えました。世界主要国に比べれば経営コンサルティングの浸透度が低いといわれる日本でも、「経営コンサルタント」を名乗る人は数千人、あるいはそれ以上に拡大しています。それは業界のコモディティー化を促し、一人ひとりのコンサルタントの知恵や創意工夫、ち密な分析による価値創出のモデルから、標準化された仕組みやツール、データベース等を活用した画一的なサービスへ、あるいはトップマネジメントへの真のアドバイザリーから、企業スタッフの業務代行のようなサービスへと、業界のあり方を変遷させようとしています。この流れを前提とすれば、AI等によるコンサルタントの代替を危惧する声が出てくるのも、無理からぬことでしょう。

そうした中で、1973年創業とまだ比較的若いファームであるベインは、デジタル技術等の最新のテクノロジーや革新的な分析手法を取り入れつつも、創業当時からのミッションやDNAを愚直なまでに守り続け、クライアント企業に本当の結果を出し続けながら、業界平均を上回る成長を持続してきました。ベインにおいて最も重視されることは、トップマネジメントをクライアントとして、一人ひとりのコンサルタントが常に経営者・創業者の目線で物事を深く考え、クライアントにとって耳あたりの良い容易な答えよりも、クライアントが真に進むべき道、すなわち「True North」を示すこと、そしてクライアントが具体的な結果を出すご支援をすることです。人材育成や評価、企業風土のすべてが、これを奨励するために設計されています。ファームの規模拡大や、それに伴うノウハウや知見の蓄積、各種のツールやコラボレーション手法の進歩は、その結果及び手段であって、目的ではありません。もっとも、「True North」へのこだわりは、コンサルタントとしての独りよがりや、クライアントに対する「上から目線」になっては意味がありません。ファクトと分析、グローバルなベインの経験と知恵に基づき、結果を出すために我々が本当に正しいと考える道があるとき、クライアントとの協働作業や本音の議論を通じて、クライアントがそれを受け入れてくれるように労を尽くすこと、そして最終的にはあたかもそれがクライアントの意見であったかのように、自らは黒子に徹すること、それがベインの結果主義であり、プロフェッショナリズムです。

また、我々がクライアントにご提供しているものは、分析や知見、提言だけではありません。結果に繋がる意思決定やその実行は、往々にして辛く、ぶれたり挫けたりしがちなものです。そこでクライアントが意思決定に踏み切れるように、また実行を完遂できるように、クライアントの皆様のエネルギーレベルを高め、勇気を与えることも、我々ベインのコンサルタントの重要な使命であり、ご提供すべき付加価値です。そのためにベインのコンサルタントは、公私の切り替えを良くして自らのエネルギーレベルを高く維持することに努める"Work Hard, Play Hard"の精神、また他のベインの仲間が難しい状況にあるときには、必ず手を差し伸べる"A Bainie never lets another Bainie fail"の精神を大切にしているのです。結果主義のアプローチとスキルを非営利セクターの皆様にもご提供しようと始めた、NPO/ NGOへのプロボノ(無償)コンサルティングをはじめとする社会貢献活動も、日本の社会問題解決の一助となるだけでなく、我々コンサルタントの視座を高め、経験を豊かにしてくれています。

この難しい時代の世界で、一人のプロフェッショナルとして尊敬すべき仲間とともに結果を出し、日本企業や日本社会の発展に真の貢献をする、そんな人材を、我々は求めています。

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